放課後等デイサービスは、主に小学生から高校生までの障害を持ったお子さんが利用する施設です。
この施設では、放課後や休日に子供たちが安全で充実した時間を過ごすことができる場所として提供されています。
主な目的は保護者様の生活の支援、そして子供たちの自立支援。
利用するお子さんたちは遊びや学習、スポーツなどのプログラムを通じて社会性や学習能力、体力などを向上させることができます。
放課後等デイサービスは、子供たちの成長や発達に合わせたサポートが行われますが、だいたい小学校くらいまでの利用が多いです。
必ずしも高校生まで利用しなければならないわけではなく、子供たちが自立する過程で必要な支援が得られる範囲で利用することができます。
例えば、中学生になって1人でもできることが増えたな、仮に1人で家で過ごしても特に問題ないなと感じれば、そのタイミングで放課後等デイサービスを卒業という形でも全く問題ありません。
子供たちが自立支援の成果を感じるようになったり、学校生活や社会生活に対応する力が身に付いたりすると、放課後等デイサービスで過ごさなくても大丈夫かなと感じる親御さんが多くなっています。
放課後等デイサービスの辞め時は、個々の状況や成長度合いによって異なりますので、中学生になったら辞めるなどと決める必要はありません。
子供たちや保護者の方で、しっかりと話し合いを行って、自立や成長を促進していくことが大切です。
あまり期限や年齢を気にするのではなく、子供たちが自立し、生活や社会に適応できるようになった時点が、放課後等デイサービスを卒業する望ましいタイミングと言えるでしょう。